コラム「生活が苦しいのに借金の返済をしている方」へのアドバイス

(2025.7.17)

本当に暑い日が続きます。

ここまで暑いと一日無事に過ごせるかどうかが毎日心配です・・・

お互い体調管理に気を付けることにいたしましょう。

さて、今日は

「生活が苦しいのに借金の返済をしている方」へのアドバイスという内容で

コラムを書いていきたいと思います。

生活が苦しく、極貧の生活を送っているのに

生活費を切り詰め、あるいはその他の方法で、

借金の返済を毎月遅れずに行っておられる方々がおられます。

そのような方に対し、

借金の支払いを行う理由ごとに分析して

アドバイスを行いたいと思います。

1.「借金を返すのは当たり前」と考えている方

確かに、借りたものは返さなけれならないという考え方は

その通りだと思いますし、

法律上、借金を返済すべき義務(債務)が存在いたします。

しかし、生活する方が大事です。

生活でき、お金が余っているのに借金を支払わないのは

よろしくないですが、

生活のためのお金すらないのに、借金の支払いを優先させると、

本当に生活が破たんしかねません。

「借金を返すのは当たり前」というのは

絶対的な考え方ではないのです。

生きていく方が大事だと思います。

このコラムの末尾に

借金が支払えない場合の方法を書いておりますので、

「借金を返すのは当たり前」と思っている方も

是非、一度ご覧いただけますと幸いです。

2.借金の支払いをまずしてしまう方

1と少し異なり「借金を支払うことが習慣」になっている

方です。

ですので、生活費の支払よりも、まず、毎月の借金の支払いを行い、

そして、余ったお金で生活しようとします。

その結果、生活費がとんでもなく不足するのです。

借金の支払よりも生活費をまず確保する習慣を

身につけることをお勧めいたします。

その上で、お金が余らず、借金が支払えないのであれば、

このコラムの末尾に

返せない場合の方法を書いていますので、

借金の支払いをまずしてしまう方も

是非、一度ご覧いただけますと幸いです。

3.個人事業・会社経営をやめることができない方

とっくに売上から経費を引いたらほぼ利益が残らない状況に

なっているにもかかわらず

借金を返さなければ個人事業・会社経営が継続できなくなり

仕事がなくなり日々の生活が継続できない、

だから、借金を支払い続けている、

そのような方もおられると思います。

ただ、生活費を確保することができない状況の経営状況であれば、

むしろ個人事業・会社経営を継続せず

他の手取り収入が得られる仕事を探したほうが

生活のためには合理的な選択だと思います。

逆に生活費を確保することができる状況の経営状況であれば、

借金の返済方法などを検討すれば

個人事業・会社経営が継続できる可能性もあります。

一度、売上から経費を引いた金額を試算し、

その上で、事業を継続すべきかどうか

弁護士に相談されることをお勧めいたします。

4.不足分を他から借りて借金を支払う方

収入から借金を返せないのであれば、

生活費を優先して借金を返さないのが合理的です。

しかし、多くの方が、不足分を他から借りて返します。

時には友人や親族から借りてしまい、人間関係が

壊れてしまっていくこともあります。

他から借りないと返せない時点で、

もう、収入からは返せないのです。

このコラムの末尾に

返せない場合の方法を書いていますので、

他から借りてしまうことを考えてしまっている方は

是非、一度ご覧いただけますと幸いです。

5.さいごに

返せない場合の方法は、簡単に言えば

任意整理(現在の借り入れを分割して返済する方法)

個人再生(裁判所の決定を得て借金を減額して分割して支払う方法)

自己破産(裁判所の決定を得て借金をなくしてもらう方法)

の3つがございます。

いずれの方法も、基本的には、

「生活が苦しいのに借金の返済をしている」

よりもはるかに生活が楽になります。

借金の支払いを生活よりも優先し、

しんどい人生を継続するよりも、

一度、弁護士に相談してみませんか?

オギ法律事務所は借金の相談は初回30分無料です。

生活に苦しむ方々の借金問題を解決し

多くの人を幸せにしていきたいと思いますので、

是非、ご相談をお待ちしております。

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