オギ法律事務所コラム~詐欺の被害にあった人がやってはいけないこと~(2024.3.4)

皆様、お世話になっております。
京都、伏見の「オギ法律事務所」の荻原です。

今年に入って、おかげさまでかなりのご依頼を頂いております。
「多くの人を幸せにする」法律事務所として
より一層事件を解決していきたいと考えております。

さて、本日は
「詐欺の被害にあった人がやってはいけないこと」
について書きたいと思います。

このコラムを読んで頂いている方の多くは詐欺の被害にあっていない
人だと思います。
しかし、今は詐欺の手先が次々といる社会です。
いつ、だまされてしまうかわかりません。

詐欺の被害にあわないためには、お金を払う「前」に
弁護士に相談に行くのが一番です。
消費者被害の事案に関する豊富な経験を活かし、
詐欺かどうか、詐欺ではないとしてもどのようなリスクがあるか
アドバイスいたします。

ただ、実際に詐欺の被害にあってしまった方は
どうすればいいのでしょうか。
以下、「やってはいけない」ことを列挙いたします。

1.法律相談料を節約すること

詐欺の被害を回復することは難しいです。
基本的に詐欺を行う業者は「お金がない」のです。
「お金がない」業者からお金を回収することは
とても難しいので
法律相談の内容の検討・回答も難しくならざるを得ません。

ですので、正直なところ、無料での法律相談というわけには、
なかなかいかないのが実情です。

しかし、詐欺の被害にあった方は、お金を失ったのですから
できるだけお金を使いたくないと考えます。

その結果「無料」法律相談の広告に流されてしまい、
後ほど3.で触れる二次被害にあってしまう危険があるのです。

お金のない中で、大変だとは思いますが、
有料相談も一つ程度は当たってみることをお勧めいたします。

2.弁護士に相談しない、又は弁護士1人の相談だけで終わらせること

はっきり申し上げますと、
弁護士以外の人が詐欺被害にまともに取り組めるはずがありません。
法律上、弁護士でない者の有償での法律業務は禁止されていますし、
そもそも実力も能力もございません。

ですので、弁護士への相談は必須です。

ただ、弁護士1人だけ(特に無料相談)だと、
後述の3.の二次被害にあってしまう危険があります。
2名以上の弁護士に相談を行い、意見を聞く
(できれば弁護士費用の見積額も聞く)
ことをお勧めいたします。

3.二次被害に引っかかってしまうこと

さて、先ほどからちょくちょくでている「二次被害」とは何でしょうか。

これは
「被害回復の見込みがほとんどないのに、
 弁護士(法律事務所)が
 被害回復の見込みがあるように装い、
 高い弁護士費用を依頼者に払わせる被害」
のことを言います。

このような弁護士・法律事務所が
急増しています。
(ニュースなどでも報道されています)

詐欺にあってしまった人は、藁をもつかむ気持ちで、
何とか被害を救済してほしいと切羽詰まっています。

その切羽詰まった気持ちを利用しようと
有料の高額な広告を出してまで、
詐欺の被害者を集客し、高い弁護士費用を支払わせようとするのが
このような弁護士・法律事務所なのです。

もちろん、全く被害回復や回収ができないまま
事件が終わってしまいます。

ですので、このような弁護士・法律事務所に引っかかってしまわないよう
注意する必要があるのです。

オギ法律事務所は、
今までの経験を踏まえ、事案を分析し
現実的な解決策
(回収できないリスクを負っても弁護士に依頼するべきかどうか)
を、被害者の立場から提案いたします。

また、適正な弁護士費用(着手金・報酬金)を見積もり、
高額な弁護士費用の負担を避けます。

更には、上記の3.で述べたような高額の弁護士費用を取得するような
弁護士・法律事務所による二次被害についても取り扱い、
毅然と対応していきます。

詐欺の被害にあってしまい、本当に困っている方がおられましたら、
是非、当事務所などの法律事務所にご相談・ご紹介頂けますと幸いです。

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